体を老化させ、薄毛を進行させるものとしては、「AGE」と「活性酸素」があげられます。
健康情報に詳しい人ならば、たびたび目にしたことのある言葉ではないでしょうか?
この活性酸素の働きをいかに抑えこむかが、老化のスピードをコントロールするカギの一つとされています。
ここでは、その中でも活性酸素の頭皮への影響と、その改善方法について紹介していきます。
目次
頭皮がさびれば、髪は生えない!?
頭皮には、「AGE」と「活性酸素」が悪影響だといわれています。
本サイトでも、「AGE」については紹介していますので「【頭皮にもAGEの恐怖】AGEを生み出さないために揚げ物【禁止】で青汁三昧!」の記事を参考にしてみてください。
老化とは、体のサビともいわれています。
でも実際に、ヒトの体も、鉄やリンゴなどと同じく、酸化すれば劣化してしまうのです。
- 髪が薄くなった
- 白髪が増えた
- 物忘れが多い
- 肌のシミやシワが増えた
- 視力が弱くなった など
年をかさねると体の衰えを感じることが多くなりますよね。
この老化現象こそが、サビつきのサインでもあります。
ヒトは呼吸によって、1日500l以上の酸素を体内にとりこんでいます。
酸素を使って食事でとった栄養素を燃やし、エネルギーをつくりだしています。
問題となるのは、その過程で吸い込んだ酸素の約2%が、活性酸素にかわってしまうことです。
悪者は、活性酸素!
活性酸素は、酸素よりもはるかに強い酸化力をもちます。
酸化とは、ごぞんじのとおりサビることです。
活性酸素の酸化力は、ふれたものをたちまち酸化させてしまうほど強いものです。
もともと活性酸素には、強い攻撃力で体内に侵入したウイルスや細菌などの外敵を退治するという役目があるのです。
活性酸素があまると厄介!?
活用されなかった活性酸素は害となりますから、体にはそれを無毒化する機能も備わっています。
ところが、その身体機能をうわまって活性酸素が発生してしまうと厄介なのです。
健康な細胞まで酸化してしまい、老化や病気のもとをつくりだします。
現代人は、活性酸素を過剰に発生させやすい社会に生きています。
活性酸素は、「敵」とみなされる異物が体内にはいってくると、それを退治するために発生します。
原始時代と比較して、異物かどうかを判断!?
ヒトの体の細胞は、1万年前から変わっていないことがわかっています。
1万年前とは、裸同然の姿で自然をかけまわっていた原始時代です。
このときになかったものは、体にとっては認識できない異物ととらえられます。
異物はであるとみなされた場合には、活性酸素を発生させる原因となります。
現代社会は1万年前になかったものであふれています。
- 食品添加物や薬剤などの化学物質
- 農業
- 大気汚染
- タバコのニコチン
などは、1万年前の細胞が知らなかったものです。
現代人が常にあびている電磁波だって、体にとっては異物なんです。
そうですね。
- スマホ
- パソコン
などからは、強力な電磁波が発せられていますし、
- 電気
- 冷蔵庫
- 電子レンジ
- IH機器
などからも電磁波はでています。
駅の改札をICカードをつかって、通るだけでも、相当の電磁波をあびているのです。
このように高度に発展した文明社会のつくりだしたものの、ほとんどが、体内の活性酸素量をふやす一因になるのです。
活性酸素に攻撃されると、頭皮は破壊!?
細胞が活性酸素に攻撃されると、細胞膜の脂質が酸化して、栄養と老廃物のだしいれがスムーズにできなくなり、老朽化します。
つまり、頭皮の細胞が酸化した場合だと、
髪に十分な栄養を与えられないばかりか、頭皮に老廃物が蓄積していくことになります。
また、細胞核の遺伝子が活性酸素に傷つけられれば、
- 細胞が変異したり
- 死滅したり
します。
毛髪をつくりだす毛母細胞や、毛母細胞をつくる毛根幹細胞が活性酸素にたびたび攻撃されて死滅すれば、新しい元気な髪をもはや生み出せないのです。
逆にいえば、活性酸素が原因での薄毛を改善したいなら、
頭皮に活性酸素を発生させるリスクを減らすことが大事になってきます。
シャンプーも頭皮によくない
みなさんは、大量のシャンプーやコンディショナーをつかって、毎日のように髪をあらいます。
シャンプーの洗浄成分である、
- 界面活性剤
- 香料
- 色素
などは、自然界にない化学合成品であり、頭皮につければ活性酸素を発生させる一因になります。
しかも洗髪後、ドライやーで髪をかわかせば、大量の電磁波を頭皮にあびせかけることになります。
シャンプーもドライヤーも、髪の毛のために必要なものとみなさんは思っているでしょうが、活性酸素面からみるとマイナス作用しかありません。
頭皮の活性酸素も、腸内環境から!
もちろん、育毛剤などは薄毛対策に大切なことかもしれませんが、このサイトは「腸内細菌クエスト」という名前でもやっているとおり、腸内環境の方から頭皮にもアプローチしていきたいと思います。
そして、活性酸素をやっつけることに関しては、育毛剤よりも重要な力をもっています!
まずはオススメの活性酸素対策ですが、それは、このサイトでも何度も紹介している青汁です。
青汁にふくまれている食物繊維で腸内環境を改善することで、適切に活性酸素をデトックスすることができます。
そうです。
しっかりと溜まった、わるーい活性酸素を腸内から排出していくんです。
もちろん、ここでオススメな青汁はKOWAの「黒糖抹茶青汁寒天ジュレ」です。
乳酸菌もふくまれているので、善玉菌も優勢になるので、腸内環境改善には一石二鳥です、いや、頭皮も改善できれば、一石三鳥です!