青汁は、普通に考えれば、体にとってプラスなビタミン、ミネラル、食物繊維をとれる素晴らしい食品なのですが、その中の「カリウム」と「ビタミンK」においては、とりすぎると危険な場合があるのです。
カリウムは、高血圧の予防やむくみ解消など、いろいろな体にとってとても大切なミネラルなんですが、とりすぎると体にとって危険な状況を引き起こす可能性があるのです。
同様に、ビタミンKという物質においても、血液凝固という面において、とても危険な状況を引き起こす可能性があります。
ここでは、一見すると、とても栄養補給満点、腸内環境改善抜群にみえる「青汁」の弱点について紹介していきます。
目次
カリウムの危険性について知っておこう
腎臓や肝臓機能の低下があるかどうかをチェック!
通常は、カリウムは多く摂取したとしても、ちゃんと排出されるシステムがあるので、心配はありません。
ただし、以下の場合には注意が必要なんです。
- 腎臓や肝臓が悪い人
- 透析治療を受けている人
これらの人は、カリウムを排出する能力が低くくなってしまっています。
高カリウム血症になると以下の症状がでます。
- 胃腸障害
- 不整脈など
まずは、カリウムの1日の摂取基準量を把握しておくべし!
でもどれくらいだとダメだとかって分からないよ!
以前、「【カリウムで高血圧・肥満を予防】カリウムは青汁で補給が楽チン!」の記事でも紹介したけど、カリウムの目標摂取量は成人男性で2500mg、成人女性で2000mgだ。
それ以上の摂取はしなくていいと思っていいんじゃないかな。
カリウムは、いろいろな食材に含まれているから、普段からしっかりと野菜や果物を食べていれば、おそらく足りているはずです。
気をつけなければならないのは、高カリウム血症を恐れて野菜などをとるのをやめないことです。
そのためにも日頃から健康診断などをしっかり受けて、自分の健康状態や症状についてしっかりと把握しておきましょう!
気になる人は自分が、青汁を飲んでもいい体質かどうかを相談してみましょう!
血液を固まりにくくするワーファリンも青汁との相性はX
ワーファリンは、心臓や血管に病気のある人で、「血液が固まりやすい状態」を血液を固まりにくくするための医薬品です。
青汁は食事なので、基本的には医薬品との飲み合わせなどは気にしなくていいのです。
しかし、ワーファリンを処方されている人にだけは、特に注意が必要です。
なぜ、青汁を飲むとよくないのかといいますと、青汁に含まれているビタミンKにより、せっかく血液を固まりにくくしているワーファリンの力を打ち消してしまうからです。
そのため、ワーファリンを処方されている人は、青汁を飲む場合には事前に必ず、医師の確認をえましょう。
その他にもワーファリンを処方されている人は以下のような注意が必要なので覚えておきましょう。
<ワーファリン服用者の注意点>
- 食べてはいけない食品:青汁、納豆、クロレラ
- お酒を飲む人は、ワーファリンを服用する時間を夜から朝に変更し、飲酒から7時間以上あける
- クロレラとセントジョーンズワート(軽度のうつや更年期障害の人向けのハーブ)を含んだサプリメント
特に3は禁忌(絶対にしてはいけない)です。
まとめ
でも、それは他のいろいろな成分でも同じことだから、しっかりと正しい知識を身につけておくことが必要ってことだ。
「腸内細菌クエスト」でオススメしているのは、KOWAの「黒糖抹茶青汁寒天ジュレ」になります。
乳酸菌入りなので、青汁の腸内環境改善効果とあわさって、便秘解消をどんどん後押ししてくれます。
この青汁の詳細は「腸内細菌クエストがオススメする乳酸菌入り青汁」の記事で紹介しているので参考にしてみてください。