肉、卵、チーズをしっかり食べて綺麗にやせるダイエットとして、人気のMEC食をご存知ですか?
まだまだ知らない方もいるかと思いますが、MEC食で便秘を解消する方法はしっかりと科学的に考えられた方法なんですよ。
ここでは、一般的な方法とちょっと違うMEC食の方法を紹介するとともに、それプラスちょっとしたコツをくわえるだけでさらに便秘解消につながる方法を紹介していきます。
目次
MEC食とは?
MEC食とは、肉、卵、チーズを中心にした食事法で、Meat Egg Cheeseの頭文字をとって名づけられました。
この3つの食材をたっぷりとよくかんで食べるだけというシンプルなルールは、誰でもおぼえやすく、どこでもできて、続けやすいと共感をよび、ファンが急増中のダイエット方法です。
なんと、これまでに4000人以上がダイエットに成功しているとともに
- 疲れにくくなった
- 冷え性が改善した
などの健康効果もあらわれているようです。さらに
肌や髪にうるおいがでて、綺麗になった
- バストアップ
- ヒップアップ
などの美容効果もでているようなのです。
この手法を考えた、渡辺信幸医師は沖縄の離島への赴任をきっかけに、だいぶ偏った食生活の現場を垣間みました。
そして、健康は一人一人が毎日の食生活をしっかりと考えていかなければならないと思い、試行錯誤のなかから生み出したのです。
MEC食は、ビタミンC以外の1日の栄養をカバー!
MEC食では、1日に以下の量の食事を、ひと口30回よくかんで食べることを推奨しています。(参考「腸をキレイにしてやせる!若返る!」)
<MEC食>
- 肉・・・・・200g
- 卵・・・・・3個
- チーズ・・・120g
そうなんです。今までヘルシーの常識とされてきた穀類・野菜中心の和食スタイルとはまったく違うため、一見すると栄養のバランスが悪いのではなと考えられがちなんですが、これでイイのです。
実はこの3つで1日に必要な必須栄養素のほとんどが確保できるのです。
MEC食でしっかり摂取したタンパク質と脂質が、傷んだ血管や内臓などの修復やホルモンの材料になるために、常に新しい栄養がどんどん補給できます。
MEC食で足りないのはビタミンCです。
このビタミンCは、適度な量の野菜をとることで栄養のバランスが簡単にとれちゃいます。
またMEC食をおこなうことは、ご飯やパンなど炭水化物をひかえることにつながるため、ダイエットや血糖値のコントロールにも自然とつながっていくのです。
野菜を食べ過ぎると便秘が悪化する場合だってある!
野菜をたくさん食べているのに便秘がまったくよくならないということを経験したことがある人はいませんか?
実は野菜のたべすぎは便秘を悪化させる場合があるのです。
野菜の細胞は、セルロースなど食物繊維のかたい細胞壁でおおわれています。
セルロースとは、食べたときに歯にはさまるいわゆるスジの部分です。
人間は野菜などの食物繊維を消化する酵素をもっていません。
そのため、結果的にすでに便秘でなやんでいる人の場合にはすでに詰まっている状態に、さらにその上から消化できない野菜のスジやカスが積み重なっていくので、より便秘がひどくなるという説があるのです。
例えるならば、流れが悪くなっている水道管に野菜のゴミカスを流すとさらにつまってしまうの同じようなものです。
実際に消化液に近い液体に、「肉」と「千切りキャベツ」をいれた場合に、肉の方はそのほとんどが溶けてなくなるのですが、千切りキャベツの方はほぼそのままの形で残ってしまうというデータがあるほど、野菜の繊維質は消化されないものなのです。
便の大きさや量は、食べた食物繊維の寮に比例しているという説もあるほどです。(参考「腸をキレイにしてやせる!若返る!」)
すでに便秘がちな人は、ちょっと野菜のとり方を控えてみるのも手です。
油脂の力で、便を「するっ」とだそう!
でも便秘で悩んでる人は・・・
まず、つまりの状態がこれ以上ひどくならないように、一時的に食物繊維をとるのを控えてみましょう。
油脂を多めにとるのです。油脂は消化吸収できない分は、便の方にまわってくれます。
つまり、油脂をたくさんとると消化吸収できないものはそのまま体外に排出されるということです。
さらに、重要なこととして、油脂が腸管のすべりをよくし、便を包みこんで「するっ」とだしてくれるということです。
ちょっと汚い話になってしまいますが、浣腸の成分が何かしっていますか?
浣腸の成分は、「グリセリン」という油脂の構成成分なんです。
そうなんです、油脂には便をやわらかくしてくれ、スムーズに「するっ」とだしてくれる効果があるということになります。
油脂はどんなものが便利なのか!?
油脂の種類にはバターやラードなどの動物性脂肪がオススメです。
バターやラードの成分は、熱などでも酸化しにくい飽和脂肪酸なんです。
そして、値段もとても安く、どこでも手に入れることができるのもメリットの1つです。
動物性の油脂の方が、同じ動物である人間の体に馴染みやすいのです。
さらに必須脂肪酸も同時にとれるので体調もよくなるので、一石二鳥なんです。
もちろん油脂はカロリーが高いですが、油脂で太ることはありませんので、ご安心を。
太る原因というのはカロリーだけではなく、今の時代は「糖質」が原因です。
とはいえ、なかなかいきなり油脂にチャレンジするには抵抗があるのも事実だと思うので、まずは、味噌汁やスープなどにバターやラードをスプーン大さじ1杯くらいいれて試してみましょう。
そのうち、慣れてくれば自分にとっての油脂の適量がわかってくるはずです。
水分摂取も、便秘解消には大切!
水分の摂取も便秘解消には大事なことの1つです。
理想的なのは、食事以外でも1日2Lを目指すことです。
そうですね、1日2L飲むには、仕事をしている人なら、絶えず近くにペットボトルなどで水分補給できる状態をつくりださなければなりません。
その代わりしっかり水分をとっていけば、便が適度な水分を含んでかたくならずに、より「するっ」とでやすくなります。
そうなりますね。ジュースや炭酸飲料だと糖質が多く、逆に太る原因になってしまいますので、NGです。
よくかむことが大事!ひと口30回を目指す!
食べ物は小さく切って口にいれ、ひと口30回はかみましょう!
そうすることで、唾液とよくまざってドロドロになったら飲み込むのです。
特に野菜を食べるときは、30回かむことで繊維質が細かくなります。
かたいスジも細かくなることで腸のつまりになるリスクを減らすことができるのです。
しかも、かむことはなにも粉砕するだけの行為ではありませんよ。
かむことで、脳の満腹中枢を刺激することができるので、ダイエット効果も高まります。
MEC食で便秘解消するためのまとめ
ここまでいろいろ提案してきたので、ちょっと混乱しているかもしれないので簡単にMEC食についてまとめますね。
まずはMEC食の方法は、以下です。
<MEC食>
- 肉・・・・・200g
- 卵・・・・・3個
- チーズ・・・120g
そして、このMEC食とともに一緒に行いたい便秘解消のための、コツが以下になります。
<MEC食と一緒にやりたいこと>
- 食物繊維を控える
- 油脂を多めにとる
- 水分補給は1日2L
- ひと口30回よくかむ
そして、腸内細菌クエストでは、このMEC食を行う上での唯一の弱点である、野菜をとらないようにするということをカバーするために、野菜の栄養成分を青汁から摂取することを提案しています。
青汁なら、粉砕されているので食物繊維がつまる可能性もほとんどありません。
腸内細菌クエストで、オススメしている青汁はKOWAの「黒糖抹茶青汁寒天ジュレ」です。
この青汁には乳酸菌もふくまれているので一石二鳥で腸内環境に効いてきます。(詳しくは、「腸内細菌クエストがオススメする乳酸菌入り青汁」の記事参照)
MEC食とそのコツとともに、ぜひKOWAの「黒糖抹茶青汁寒天ジュレ」を試してみてください。