ビフィズス菌でダイエット!?体の中からダイエット!?
ちょっと実感がわかないかもしれませんが、ビフィズス菌たちは内臓脂肪を低減するチカラをもっています。
内臓脂肪は肥満につながりますし、肥満は糖尿病や高血圧などの危険な病気を引き起こす可能性があるので、未然に防ぐ必要がありますよね。
ここでは、内臓脂肪の低減に貢献してくれる、菌の代表として、ガセリ菌SP株・ビフィズス菌B-3・クレモリス菌FC株を紹介しつつ、効率的にこれらの菌を摂取する方法も提案していきます。
目次
内臓脂肪を減らすだけじゃなく、肥満まわりを一気に解決!?
乳酸菌やビフィズス菌は、内臓脂肪を減らしてくれるといわれています。
しかも、内臓脂肪を減らすということは、結果的に肥満予防につながるのです。
そうすると、
- 血圧を正常に整える
- 糖尿病の予防・改善
- 血中コレステロール値の低下
などの効果を導いてくれることにも繋がります。
これらの症状は、どれも肥満からひきおこされていることが多いからです。
さらに乳酸菌もビフィズス菌は、肥満防止経由でなくても、血圧やコレステロール値に影響をしてくれますし、糖尿病の予防・改善もしてくれるのです。
さあ、ここからは内臓脂肪を減らしてくれることに特化した、乳酸菌・ビフィズス菌を紹介していきます。
ガセリ菌SP株で内臓脂肪を減らそう!
正式名称は、ラクトバチルス・ガセリSBT2055株です。
ヒトの腸の中から発見された乳酸菌で、もともと日本人の腸内に多くすんでいるため、日本人の体になじみやすいといわれています。
胃酸や胆汁の消化液の影響をうけにくく、生きて腸にとどいて長期間とどまることが世界ではじめて実証された菌でもあります。
また、内臓脂肪を減少させる効果が確認されてもいるので、ダイエットにも効果的な菌です。
肥満傾向があるヒトを対象とした試験で、ガセリ菌をふくむヨーグルトを1日1個たべただけで、食べてないヒトと比べて、内臓脂肪が平均5.2%も減少したそうです。
売られてる商品の中には、内臓脂肪を減らす機能をもっていることを消費者庁から認められた「機能性表示食品」もあるほどです。
「機能性食品」について詳しく知りたい方は「【機能性食品とは?】トクホや栄養機能食品のこと?サプリメントはどっちになるの?」の記事を参考に
ガセリ菌SP株のまとめ【特徴・効果のまとめ】
<特徴>
- 酸に強い
- 腸内で生息できる
<効果>
- 整腸作用
- コレステロール値低減
- 免疫力向上
- ダイエット
- ピロリ菌の活動抑制
<注目ポイント>
- 世界で初めて人の腸に長くとどまることが実証された善玉菌
- 内臓脂肪の減少
<商品>
「ナチュレ恵 megumi」シリーズ(雪印メグミルク株式会社)
「ガセリ菌SP株」シリーズ(雪印メグミルク株式会社)
ビフィズス菌B-3で肥満対策、世界に追いつけ!
乳児から発見されたビフィズス菌です。
- 脂肪蓄積の抑制
- 体重や体脂肪の減少
が期待できるほか、生活習慣病の原因となる
- 内臓脂肪の減少
- 皮下脂肪の減少
にも効果がると考えられています。
すでに、このビフィズス菌B-3は、森永乳業株式会社が、抗肥満剤として特許を取得しています。
すでに世界10ヶ国で特許が取得されており、いろいろな研究成果がでています。
肥満の原因には、
- 食べ過ぎ
- 運動不足
- 基礎代謝量の低下
- 体内の慢性炎症
なども関係しているといわれています。
ビフィズス菌B-3には、腸管のバリア機能を回復させる機能があるため、炎症を起こす物質の流入をブロックすることで慢性炎症を緩和してくれます。
さらに、動物実験レベルでは、
- 善玉コレステロールの増加による動脈硬化症の抑制
- 悪化した肝機能の改善
といった効果が示唆されています。
ビフィズス菌B-3のまとめ【特徴・効果など】
<特徴>
特になし(強いて言えば、ヒト由来)
<効果>
- 整腸作用
- ダイエット
- 美肌
- アンチエイジング
<注目ポイント>
- 抗肥満剤として、世界10ヶ国以上で特許を取得
- 体重・体脂肪の低減
<商品>
「森永ビースリー」(森永乳業株式会社)
クレモリス菌FC株で血糖値の上昇抑制!
正式名称は、ラクトコッカス・ラクティス・サブスピーシーズ・クレモリス・FCです。
この菌は、カスピ海ヨーグルトにふくまれており、生きたまま腸にとどきます。
もともと、日本に存在しない乳酸菌で、長寿研究家の家森幸男氏が、カスピ海付近の老人たちが食べている自家製ヨーグルトを日本へ持ち帰り、普及させたものです。
現在はフジッコ株式会社が商品化して、発売しているのでかなりメジャーなヨーグルトですよね。
このFC株は、EPSという粘り成分を産生するので、独特の粘りがでることでも有名で、この粘り気のせいで、生きたまま腸にとどくのです。
- 整腸作用
- 血糖値の上昇をおさえる働き
- アトピー性皮膚炎の抑制
- ウイルス性疾患の予防
- ストレスによる肌機能の低下抑制
などの効果が報告されています。
クレモリス菌FC株のまとめ【特徴・効果など】
<特徴>
- 酸に強い
- 腸内で生息できる
<効果>
- 整腸作用
- 抗アレルギー
- ウイルス性疾患予防
- 免疫力向上
- ダイエット
<注目ポイント>
- 消化液に強く、生きたまま腸までとどく
- 炎症抑制作用のある成分EPSを産生する
- まだまだ炎症抑制作用のある成分をもっているといわれている(研究中)
<商品>
「カスピ海ヨーグルト」(フジッコ株式会社)
「善玉菌のチカラ」(フジッコ株式会社)
まとめ
肥満を解消するには体の中からということを、定着してみませんか?
ガセリ菌やクレモリス菌などの菌はあまりメジャーじゃありませんが、メジャーなビフィズス菌でも内臓脂肪を低減することはできます。
おそらく内臓脂肪を低減したい人の中には、便秘解消をしたい人もいると思いますし、多くの効果を一度にえられる方がいいと思ってる人もたくさんいるはずです。
そんなこともあり、本サイトでは、まずは多くの乳酸菌をとれるサプリメントを摂取することをオススメします。
オススメは16種類もの乳酸菌を一気にとれる「乳酸菌革命」です。
乳酸菌革命には乳酸菌・ビフィズス菌だけでなく、ガセリ菌やラブレ菌などもふくまれており、とても便利かつ優秀なサプリメントです。