食物繊維は、最近ではプレバイオティクスともいわれ、青汁などから摂取することで善玉菌のエサになり、善玉菌優勢の腸内環境をつくってくれたり、便のカサをましたり、絡め取って便秘を解消してくれたりします。
しかし、食物繊維だけでいいのでしょうか?
答えはノーです。
もちろん、食物繊維だけでも十分効果はありますが、それ以外にもあるものを加えることで効果はさらに増します。
ここでは食物繊維のベストフレンドを紹介します。もう答えは簡単ですよね!?
腸に優しい食物繊維をいっぱい摂る!
食物繊維も、プレバイオティクスの1つです。
オリゴ糖がプレバイオティクスとしては有名ですが、同じように働いてくれます。
プレバイオティクスについては、「【機能性食品の分類】バイオジェニックスで生活習慣病予防と老化防止!」と「【プロバイオティクスとプレバイオティクス】その正体は身近なアレやコレ!」の記事を参考に
食物繊維は、乳酸菌やビフィズス菌などの善玉菌のエサになって、腸内環境をととのえてくれます。
また、悪玉菌のつくる有害物質を吸着させて、便とともに体の外に排出させる働きがあります。
マウスを用いた研究成果によると、食物繊維を多く与えたマウスの腸内では、免疫細胞の1つである「Tレグ細胞」を大量に産生していることがわかりました。
本サイトでも紹介しているように、Tレグ細胞は免疫異常をおこした細胞の暴走をなだめるチカラをもっているため、アレルギー症状を緩和する働きがあります。
食物繊維は腸内細菌を活性化
同様に、たくさん食物繊維をとることでとっていないマウスよりも腸内細菌の活動が高まっていることも証明されています。
つまり、食物繊維を多くふくむ食事をとることで、腸内環境をととのえることができ、結果として免疫力を高めることができるということなのです。
食物繊維は大腸ガンも予防!?
食物繊維は、大腸ガンを予防する効果もあるといわれています。
世界保健機関(WHO)の国際がん研究機関が発表したデータによると、食物繊維を多く摂取した人(1日平均31.9g)と、摂取量の少ない人(1日平均12.6g)とでは、多く摂取した人の方が、大腸ガンの発生率が低いという結果でした。
健康のため、おなかのために、毎日たっぷりの食物繊維の摂取を心がけましょう。
食物繊維の種類
①不溶性食物繊維
腸内で消化吸収されないため、便の量を増やしてくれる
- カボチャ
- アボガド
- とうもろこし
- さつまいも
- エノキダケ
- ワカメ
- 大豆など
②水溶性食物繊維
発酵しやすく、ビフィズス菌が増えやすいのが特徴。
糖質の吸収をゆるやかにして急な血糖値上昇をふせぐ。
- ゴボウ
- バナナ
- オクラ
- 春菊
- りんご
- もずく
- たまねぎ
- キウイ
- カリフラワーなど
食物繊維だけじゃダメなの!?
多くの便秘解消をもくろんでる人が失敗している理由に、対策不足があげられます。
それです。それが大きなミスの原因なんです。
便秘になってる人の胃腸はとても頑固な状態であることが多いのです。
そのため、食物繊維だけでは、そう簡単に腸内環境は改善しません。
そこで大事なのが、食物繊維もとりつつ、乳酸菌もとることなんです。
それじゃダメなんです。
ですから、今後は
- 食物繊維だけ
- 乳酸菌だけ
ではなく、いろいろ試しながらミックスしていきましょう。
もちろん、食物繊維も1つだけじゃなく、いろいろな食物繊維が必要ですし、乳酸菌も1つの菌ではなく、いろいろな菌をとることが大切です。
まとめ
いかがでしたか?
食物繊維だけ、乳酸菌だけ、じゃ不十分であることを理解していただけましたか?
もちろん、単品でも十分、腸内環境を改善することはできます。
しかし、食物繊維側からみれば、乳酸菌があれば、より腸内環境を改善することができますし、
乳酸菌側からみれば、食物繊維を乳酸菌のエサにして、どんどん増えることができます。
つまり、二人の愛称は抜群なのです。
そうですね。青汁や乳酸菌サプリメントを両方買うのは、おサイフ事情的に厳しい人もいるかと思います。
そこで本サイトでは、KOWAの「黒糖抹茶青汁寒天ジュレ」をオススメしています。
この青汁は、乳酸菌も入っているので、食物繊維と乳酸菌の両方の効果をえることができます。
「黒糖抹茶青汁寒天ジュレ」であれば、どちらかだけで、今一歩のところで腸内環境が改善しきれていなかったのを改善することができるかもしれません。
詳しくは、「腸内細菌クエストがオススメする乳酸菌入り青汁」の記事を参考にしてみてくださいね。